【SE向いてない】自分の強みを生かしたIT脱出方法【適職選択】

脱IT業界

IT業界で疲弊しているSE・ITエンジニアの皆さん、AI・DXのブームやノマドワークなどの流行りに乗ってIT業界に入ったが後悔している皆さん、こんな悩みを持っていませんか?

鬱リーマン
鬱リーマン
  • 自分の適性・強みがわからない
  • 適職の探し方がわからない
  • やめたいけど次に何をすればいいのか分からない

もし貴方が今「IT業界・SEに向いていない」「こんなはずじゃなかった」と感じているのであれば、スキルを高めるために努力する前にSE・ITエンジニアという職種が自分にとって、適職なのか否か考える必要があります。

なぜなら、自分にとって不向きな職業・業界・職場で努力してあなたが幸福になる確率は限りなく低いからです。

有名なお話ですが、東進ハイスクールの講師で有名な林修先生はこのようにも言っています。

「努力は裏切らない、という言葉は不正確です。

 正しい場所で、正しい方向を向いて、十分な量なされた努力は裏切らないが正しいんです

あなたにとって、今の職業が正しい場所なのか?、今の場所でただ耐え忍ぶことが正しい方向なのか?しっかりと考えるべきです。

今回は私の経験とデータをもとに、「どうすればIT業界を脱出し、自分の強みを生かした適職へ付けるのか?」をご紹介いたします。

数多くの文献や情報から私の実体験上効果があった物を選別していますので、今IT業界で疲弊している方や、SEの適性があるか不安な方はぜひご一読ください。

本記事を読めば、貴方にとっての正しい場所である適職の見つけ方が分かり、迷いなくその方向へと進むことが出来ます。

この記事でお伝えすること
  • 適職とは何か?
  • 自分の強みを見つける自己分析のやり方
  • 強みを生かす適職の見つけ方

適職とは何か?

結論から先に言うと、適職とは「貴方の人生の豊かにする職業」です。この「豊かにする」というのは、「精神的」にも貴方を豊かにする事を指しています。

「仕事で精神的な豊かさを手に入れる」というと多くの方は綺麗事と思われる方も多いかと思います。

なぜなら、仕事とは「嫌な事を我慢した対価として、お金を得る行為」と信じ込んでいるのではないでしょうか?

私も昔はそう信じ込み劣悪な環境下で適職でもないSEという職業を続けて、その結果得られたものは、うつ病一歩手前の精神状態だけでした。

ですが、ある方法を知る事で「自分だけの適職」が見つかり、今は「やりがい・給与・WLB」の3つとも手に入れる事ができました。

次に適職をその見つけ出す方法をご紹介いたします。

適職を見つけ出す方法

結論から先にご紹介すると、3つの特性を兼ね備えた職業を探す事が「適職」を見つけ出す方法となります。

  • 気質:生まれ持った特性・個性の事→後天的には変えられない特性
  • 得意:普段自然と出来る事あるいはやってしまう事→後天的には変えづらい特性
  • 情熱:今現在、興味・好奇心を感じる分野→後から変わる特性

多くの方はなぜこの3つの特性が揃わないと適職と言えないか?と疑問に感じるかと思います。

結論から申し上げると、「中長期的に続かない為です。」

この3つの特性に合致した職業があなたの「適職」となる可能性が高いと言えます。

よって、転職する時の職種選択をする際には下記の3つの条件で選択したほうが適職に当たる可能性が高いと言えます。

適職の3条件
  1. 自分の気質にあった職種か?
    • →自分の気質を知る
  2. 自分の得意が活かせる職種か?
    • →自分の得意を知る
  3. 自分の情熱が持てる職種か?
    • →情熱の持てる分野を知る

①気質に合う職種

結論から申し上げると、以下の2ステップを実行すれば「気質に合う職種」が分かります。

  • 自分の気質を知る
  • その気質に向いている職種を探す

この項目はベストセラー本「科学的な適職」で紹介された制御焦点より引用しております。

制御焦点とは、目標を達成する際にどの部分に焦点を当てて行動するかを「攻撃型」「防御型」の2つのタイプで分ける性格テストの事です。

優劣はありませんが、それぞれのタイプにあった働き方や職業を選択した方がパフォーマンスが上がり、仕事の満足度が上がる事が研究により分かっています。

攻撃型:目標を達成して得られる「利益」に焦点を当てて行動する

  • 競争に勝つのが好き
  • 金や名誉などの外的な報酬に強い影響を受ける
  • 常に大きな夢を持っている
  • 仕事を効率的に進める意思が強い
  • 基本的にポジティブ
  • 物事を突き詰めて考えず、準備不足のまま進める傾向がある
  • 作業がうまくいかないと、すぐに気落ちする傾向がある

防御型:目標を「責任」と捉え、それを果たすことに焦点を当てて行動する 

  • 自分の義務を果たすのが最終的なゴール
  • 出来るだけ安全な場所に身を置こうとする
  • 失敗を恐れる傾向が強い
  • 仕事は正確で注意深く遂行し、ゆっくりと着実に進めていく
  • 最悪の事を想定して行動する
  • 時間の余裕がない状況ではストレスが激増する
  • 分析や問題解決力が高い

攻撃型・防御型診断

次に自分が「攻撃型」か「防御型」か判断する方法をご紹介いたします。

16個の質問に対して、回答を選択してください。

いかがでしたでしょうか?自分のタイプが分かったかと思います。

攻撃型の適職

攻撃型に適した職種としては、下記があげられます。

  • コンサルタント
  • アーティスト
  • テック系
  • SNSメディア
  • コピーライター

下記のような特徴を持っている職種が多い事が分かります。

  • 進歩や成長を実感しやすい職業
  • 動きが速く変化が激しい職業
  • 柔軟性の高い発想を必要とする職業

最近の変化が激しい世の中では、攻撃型タイプが成功しやすいのかも知れません。またIT業界はもろにテック系の業界なので、SEやITエンジニアは攻撃型タイプの人の方が向いていると分かります。

私の経験からもIT業界で上に行く人達は、攻撃型タイプが多かったように思います。

ただ、上手く行かない事があると落ち込んでしまう性格や準備不足のまま進めてしまう事がある点が弱点とも言えます。

防御型の適職

防御型に適した職種としては、下記があげられます。

  • 事務員
  • 技術者
  • 経理係
  • データアナリスト
  • 弁護士

下記のような特徴を持っている職種が多い事が分かります。

  • 安心感や安定感を実感しやすい職業
  • 高い実務能力が必要な職業
  • 慎重さを求められる職業

防御型に向いている職業を見ると一見華やかさはありませんが、一つの分野を突き詰めてスキルを高める職業だと判断できます。

技術者(特に工学系)などは、工学系の知識と実務経験が必要とされる職業でもあり、かつ設計などに誤りがない様に進める慎重さを求められる職業のため、防御型に向いている職業と言えます。

ただし、時間に余裕がない場合やプレッシャーのかかる環境では力が発揮できない点が弱点と言えます。

また、単純入力のみをする事務員などはAIやRPAなどでその仕事自体の必要性が徐々になくなっていく可能性もあります。

「攻撃型」か「防御型」かは生まれ持った気質のため、後天的に変更はなかなか難しい物です。

その為、自分のタイプにあった職業をまずは選択肢に入れる事が重要です。

② 1,000時間の壁が越えられる分野か?

スキルの習得分野では、10,000時間の法則と1,000時間の法則の2つがあります。

簡単に言えば、どの分野でもプロレベルに達するためには、10,000時間以上の学習や業務実践が必要であり、セミプロレベルに達するには、最低でも1,000時間は必要となります。

ちなみに、働きながら1,000時間を確保しようとした場合は、平日2時間を休日8時間の週26時間の時間を約40週(10か月間)費やすという事になります。

その為、いくらあなたが「これが自分の適職だ」と感じても、「その分野に1,000時間自分の人生の時間を犠牲に出来るほどの情熱・覚悟を持てないと、特定の職種で成功する可能性は極めて低い」と言えます。

ですが、多くの方は「1,000時間もの時間を費やせるほど興味・情熱がある分野を持っていない」と感じるかと思います。

次は、その分野を探す方法をご紹介いたします。

5個のQ&Aで見つける

下記の5個の質問を投げかけてみてください。

  1. お金を払ってでも勉強・体験したい事は?
  2. 本棚にはどんなジャンルの本が並んでいるか?
  3. 小学生の頃、中学・高校生の頃の趣味は何か?
  4. 学校で好きだった教科は?またなぜ好きだったか?
  5. SNSでフォローしているのはどんな分野の人たちか?

1.お金を払ってでも勉強・体験したい事は?

自分やお金や時間を掛けてでも学びたいと感じている物は何でしょうか?

人は強制された物については、拒絶反応を起こします。

逆に、自発的に知りたい・学びたい・体験したいと感じる物は本当に興味・情熱が持てる分野である可能性が高く、長期に渡ってリソースを投下できる可能性が高い分野です。

2.本棚にはどんなジャンルの本がある?

自分の本棚には、どんな種類の本が並んでいるか確認してください。

並んでいる本の分野は何が多いか?また思わず目が止まった本をどんな分野でしょうか?

もし自分の本棚がない場合は、一度書店に行ってください。

どんなジャンルの本に思わず目が止まりましたか?

ここで重要なのは、「思わず目が止まる」、「なんとなく気になる」という直感で見つけた本です。

その本の分野が、貴方にとって今一番興味があり情熱が注げる分野である可能性が高いです。

例をあげると、私の場合は製造業に関する本・効率化に関する本・自己啓発に関する本が多い事が分かりました。

ここから読み取れるのは、「モノづくりに関する分野」「作業の効率化や仕組みづくりを行う分野」「自己のスキルを高める分野」に興味・情熱を感じると分かりました。

そして今の職業は製造業の生産管理課に所属し、適職に付けたと感じています。

3.小学生の頃と中学・高校生の頃に没頭していた事は?

お金を稼ぐ必要のない学生時代に没頭していた事は、大人になっても大きく影響を残している可能性があります。

特に小学生の頃は、損得勘定なく自分の本当に好きな事・興味がある事に没頭していたと思います。

その没頭していた行為は何だったか?またその行為の何が一番好きだったかを思い出してください。

そこに貴方の情熱が注げる分野のヒントがあります。

4.学校で好きだった教科は?またなぜ好きでしたか?

小学生・中学生の時に、好きだったあるいは得意だった教科を思い出してください。

この教科だけはなぜか真剣に授業を受けていた物や、なぜかこの教科だけは他に比べてテストの点数が良かった教科があるかと思います。

その分野が貴方の興味・情熱が持てる分野である可能性が高いです。

また、なぜその教科が好きであったか?を深堀りしてください。

例えば、私の場合は国語が好きな教科でした。

元々本が好きであったという事もありますが、特に小説などで出てくる登場人物に感情移入する事が好きでした。

もし自分がその立場に置かれたら、この登場人物のように振舞うだろうか?もっと他の行動をしないだろうか?と仮想シミュレーションを行ったり、頭の中で戦略を練って遊んでいました。

ここから読み取れる事は、「相手の感情の機微を読む事」「戦略を立てる事」に強く興味が引かれる事が判ります。

このように単純に好きな教科だけではなく、なぜ好きだったのか?その教科のどのような部分が好きだったか?という事を深堀すると、自分の中の強い興味・情熱が注げる分野が分かります。

5.SNSでフォローしているのはどんな分野の人たちか?

SNSではあなたの趣味・趣向に合わせて、おすすめの動画・写真が出てくるようにアルゴリズムが組まれています。

その為、あなたがよく見る動画・写真・投稿や登録チャンネル・フォローしている分野から、あなたの趣味・趣向や今あなたが情熱をもっている分野が分かります。

注意する点としては「その分野を細分化し、なぜその人を登録・フォローしているのか?」という点を深堀する事です。

例えば、「サッカー」に関する分野だとする場合、サッカーの何に一番興味があるのか?サッカーの戦略の分野なのか?それともテクニックの分野なのか?を深堀してください。

もし戦略の分野でしたら、監督やコーチという職業、つまり全体感を把握しビジネスの方向性を決める職業(ストラテジストやマネージメント)の方が適している可能性が高いです。

テクニックの分野でしたら、プレイヤーとして一つの業務を極める職人気質が高い職業の方が適していると言えます。

③ 強み・得意を活かせる職種か?★★

結論から言ってしまうと、これまでに培った貴方の強み・得意な能力を発揮できる職業が適職選択にとって一番重要な事です。

ポジティブ心理学によれば、自分自身の強み・得意としている能力を発揮する事で、自信・自尊心が高まり人生の幸福度が上がるという事が判っております。

この事より、仕事においても自分自信の強み・得意な分野を分析し、その強みを生かす方法を考える事が重要となります。

また、マネジメントや組織学で有名なピーター・ドラッカーの言葉ですが、人の強みと成果についてはこう言っています。

人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。

 弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。

 強みに集中し、卓越した成果をあげよ。

しかし多くの方は、苦手な分野・出来ていない所を強化しようと時間と労力を使います。まったく逆の事をしてしまうのです。

理由は簡単です。苦手な分野・出来ていない所は簡単に分かるのですが、自分の強み・得意な物は自分自身では分からないからです。

なぜなら自分の強み・得意な物は出来ていて当たり前、あるいは簡単な事だという認識のため自分自身では気付きづらいからです。

ではどのようにすれば、自分自身の強み・得意な物を気付いて活かす事が出来るのか?

答えは、自己分析です。

次に、IT業界から脱出する為の自己分析をご紹介いたします。

自己分析の重要性

多くの方は学生時代に就職活動を通して自己分析を既にされているかと思います。

その為、今更もう一度自己分析をなぜするんだ?と感じるかと思います。

その理由としては、3つあります。

  1. 就職時の自己分析と適職を見つける自己分析は目的(ゴール)が違う為
  2. 新たに手に入れた強み・得意も把握する為
  3. 価値観は年齢や況に応じて変化していく為

では、次に「適職を得る為の自己分析のゴール」はどのように設定するべきか?を紹介いたします。

適職選択での自己分析のゴール

①自己分析は自分の強み、得意、価値観が明確な言語化ができている状態がゴール。

②また、その強みと得意となる物の実績がある事がベスト。

③身近な人に説明をして、納得してもらるか?

なぜ上記の3つがゴールとなりえるのか?具体的な例を挙げて説明。

採用する側を考慮して、例をあげる。

転職後も生かせる事を記載する。

強み・得意とは何か?

読者が強み・得意などがないと思っている悩みを解決する。

誰しも強みと得意が必ずある。強み・得意の定義を行う。

強み・得意とは、人より上手くできる事ではない。

ついやってしまう行動や考え方。

自分では気づかない事が多い、なぜなら当たり前のようにやっているから。

自分の価値観の把握

仕事に対する価値観の把握

どうなったら幸福度はあがるのか?

何をしているときに、幸福を感じるのか?

ポイントは状態ではなく行動に重きを置く。

強みを見つける自己分析方法

どのように自己分析を行うのか?

強み・得意の見つけ方

外には答えがない、自分の内側に答えがある。

具体的な方法を紹介。自身の結果も記述。また本やYoutubeの動画も紹介する。

必ず具体例を挙げる事。

過去の行動や実績から分析

どんな仕事で結果を出せたか?逆にどんな仕事で失敗したか?

これまでの実績を記述する。職務経歴書を書いてみる。その結果を分析する。

結果を出せたタスクにどのような共通点があるのか?

また、自身の経験の中で工夫した点を記載する。

周りの環境はどうだったか?

周囲の人からの分析

これまでに身近な人(同僚・上司)から褒められた事を思い出してみる。

また、仲のいい人から自分の長所を聞いてみる。逆に向いていない物、短所を聞いてみる。

なかなか聞けない人は、よく日常的に他人から依頼される事をリストアップしてみる。

依頼される事が他人から見たあなたの強み

自己分析の簡単なやり方|転職を成功に導くおすすめの方法を紹介! | リクルートエージェント
転職する際に自己分析がなぜ必要なのか知りたい方に向け、ポイント・やり方・活かし方について解説します。|転職エージェントならリクルートエージェント。

→転職エージェントの活用も自己分析にはおすすめ

得意を見つける5つの質問

  • 今までの仕事の中で充実していた体験は?
  • 他人に対して「何でこんな事も出来ないのか?」と思った事は?
  • 明日会社が倒産してもやりたいと思う作業は?
  • 今の仕事の成功体験(成果が出たこと)
  • 小さい頃に夢中になっていた事

価値観を判断する5つの質問

  • 尊敬する人、好きなキャラクターは?
  • 尊敬できない人、キャラクターは?
  • 小さい頃に影響を受けた事
  • 今の会社に何が足りないか?
  • 他人によく言うアドバイス

ストレングスファインダー×AIを使ってみよう

ストレングスファインダーとは?簡単に説明する。

画像などで入力例を挙げる。また、自分の結果を上げる。

ストレングスファインダーの結果をAIに入力し、その結果を見てみる。

自己分析が完了した後、どのような職種ならあうのか?適職を探す上でのポイントを後の章で記載する。

自分の強み・得意を活かした適職選択

自己分析で判明した強みを活かせる職種を選択する

適職判断でNG行動

  • 好きな事=適職と考える
  • メリットのみで判断する
  • 苦手・嫌いも我慢すれば何とかなる
  • 自己分析をしない

IT業界に入った事を例になぜNGかを説明する。

強みを活かせる適職の選び方

  • 苦手を排除できているか?
  • 得意・強みを活かせているか?
  • 今自分が強く興味がある事に合致しているか?
  • 夢中になってできる事か?
  • 求人情報から見る適性合致
  • お試しでやってみるのもあり
    • サンカク
    • クラウドワークス
    • ランサーズ
    • 求人BOX

適職診断のメリット

転職サイトの診断を紹介する。紹介した各要素に紐づけた説明を行う。

適職診断で使用している項目も紹介する。

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適職診断 ‐適職をディグる!ジョブリシャス診断‐ | 適職診断はマイナビ転職
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何もしない事を恐れよ

先延ばしは必ず後悔する

  • 行動した後悔は時間と共に減少する
  • やらなかった後悔は時間と共に増加する

適性がない事をやり続けるリスク

  • AIの台頭で、業務の簡略化
  • 適性がないと事をやり続けると淘汰される
  • 武器を持たずして戦う事になる

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